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Tさん
・指導員(常勤)
・入職1年目
・30代
この仕事を選んだ理由やきっかけを教えてください。

前職は社会的養護退所者の為の就労支援の仕事をしていました。

ずっと児童養護施設の仕事に興味があり、これまで他の施設での学習ボランティアや退所者支援NPOでボランティアをした経験もあります。

知り合いがホームの職員だったことから、バットホームの事を聞き自分でも何か貢献出来ることがあったらと希望し採用試験を受けました。

今の仕事内容を教えてください。

 家庭舎と呼ばれる一軒の家で子ども達と一緒に生活をしています。

その中で子ども達の学習支援、遊び支援、通院等生活全般の様々な支援を担当しています。

また園全体で行われるキャンプやクリスマス会等大きな行事の計画、実施等も大切な仕事です。

この仕事の魅力、やりがいを感じる時はどんな時ですか。

魅力は子どもと共に楽しいこと、時には苦しいことなど様々な体験ができることです。

今年はコロナ禍で家の中で子ども達が過ごすことも多く、小さい子から大きい子まで一緒に楽しめるボードゲームにはまっています。

未だ一年目なのですが、今感じているやりがいは「子どもの成長を見守れること」です。

例えば入所したての子どもは、怒りが上手に表現できなくて暴れたりして自分を表現できない子が多いのですが、一か月位経つとすっかり落ち着いた様子になり、子どもにとって安心できる環境がどんなに大切なのかを改めて感じています。

そしてその環境の一翼を自分が担えていると思うとやりがいを感じます。

また一人では対応できない難題を他の同僚や専門職のチームの方たちと一緒に話し合ったりみんなで乗り越えようとする過程を経験することが自分にとってやりがいを感じる時になっています。

Cさん

・交替保母
・入職2年目

・20代

この仕事を選んだ理由やきっかけを教えてください。

もともと小学校教員を目指し、集団生活を通して得られるコミュニケーション力や生活力など生きる力に興味がありました。また小学校からミッションスクールに通っており、キリスト教が土台にある職場で働きたいという気持ちもありました。将来の仕事を考えるなかで、大学教授からバットホームの話を聞き、驚くほど自分のやりたいことや掲げていた理想がすべて当てはまり、二つ返事で希望をしました。自分のやりたいことだけに全てを捧げられているので毎日幸せな気持ちで働いています。 

今の仕事内容を教えてください。

私の職種は交替保母、いうなれば”サブのお母さん役”です。私たち職員は子どもの生活を支える、という一貫した目標のもと、それぞれの職種ごとに役割持っています。私たち保母は子どもと共に生活し、主に衣食住を整えるための食事作りや洗濯、健康的な生活を送るための手助けをする等「育児」全般を担います。これらを全面的に担う担当保母をサポートし、担当保母と子ども達がよい関係を作るため第三者の視点で支えることが私の役割だと思っています。

この仕事の魅力、やりがいを感じる時はどんな時ですか。

自分が子どもに安心を与えられていると感じた時です。例えば、子どもたちが自分の作ったごはんをおいしい!ともりもり食べてくれる時、安心して眠る寝顔を見た時、そして様々な思いを抱え、他人には計り知れない頑張りをしている子どもたちが、感情をありのままに出している姿を見ると安心します。一概には言えませんが、どんな自分でも受け入れてくれる安心があるからこそ、ありのままの感情を出せるのだと思います。だから私は正の感情であれ、負の感情であれ、相手と感情をやり取りできた時が、どんな言葉のやり取りよりも自分が今ここにいる意味を感じられます。もちろんそんな気持ちになれず自分の心がかき乱される時も多々ありますが、ふと立ち返った時にそこにやりがいを感じますし、感じられる人でありたいと思って日々過ごしています。

Fさん
・担当保母(常勤)
・入職15年目
・30代
この仕事を選んだ理由やきっかけを教えてください。

学生時代、教会の日曜学校の先生をしていましたが、そこに通って来る子ども達の中に家庭環境があまり良くない子どもが何人かいました。

そのような子ども達に何かしてあげられる事はないか、生活を共にしながら全力で神様の愛を伝えられる仕事がしたいと思うようになりました。

そして完全住み込みでかつクリスチャンの人がメインで働いている施設は無いかと大学の先生に相談したところ、ちょうどその先生が元バットホームの職員だった為、この施設を紹介されました。

今の仕事内容を教えてください。

家庭で親が子どもにしてあげること全般です。

朝起こすところから始まり、食事作り、掃除、買い物、洗濯等の家事。

子どもが学校から帰ってくれば、学習支援や通院の引率、学校の授業参観や三者面談等にも行きます。

また子どもが学校に行っている間に、職員会議や職員として必要な知識や技術を学ぶため研修に参加したり、カンファレンスに参加しています。

毎日本当に忙しくあっという間に一日が過ぎていきます。

この仕事の魅力、やりがいを感じる時はどんな時ですか。

子どもと関わる時は、その子たちが大人になってからの状況を思い描きながら関わるようにしています。

大人になってから必要になってくる生活技術や常識、金銭感覚、人との関わり方等生きる力を身につけさせてあげたいと思っています。

入所したての頃や幼い頃にはできなかったことが次第にできるようになり、成長する姿を見れることがこの仕事の魅力です。

またホームを退園したかつての子ども達が成人し、経済的にも精神的にも自立して自分の足で自分の人生を歩んでいる姿を見ることに大きな喜びを感じます。